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苗木選びのポイント

 せっかく木を植えても、元々弱っているような木を植えては、その後の順調な生育が望めません。

 

 ここでは庭木を購入する際の、苗木の選び方についてポイントを7つ説明します。

① 枝葉の数が多く、背丈と幹の太さのバランスがとれている。

  

 枝葉の数が少ないものや、背丈ばかりが高く、全体にヒョロヒョロとした印象のものは、環境の悪いところで生育された可能性が高く、その後の生育も危ぶまれます。

 

② 下枝がある。

  

 株元近くから出ている「下枝」がなければ、全体に安定感がなく不自然な格好になりがちです。木の価値は、小さく仕立てながら、いかに大木の安定感を出すかで決まります。それには「下枝」が重要な役割を果たしますが、下の枝は、後から望んでも生えてくる可能性が低いため、購入時に見極める必要があります。 

 

③ 枝が幹から左右対称に出ている。

 

 幹の同じところから枝が何本も出ていると、見た目のバランスが悪いばかりか、通風や日照が低下し、病害虫の発生を招くなど健全な生育が望めません。

 

④ 葉の数が多い、緑が濃い。

 

 葉の数が多く、緑が濃く、葉に張りがあるのは、根が健全で肥料が効いている証拠でもあります。逆に、葉の色が黄色っぽく元気がないのは、根の状態も悪い可能性があります。

 

⑤ 枝葉の節間が詰まっている。

 

 健全な環境下で育てられると、枝と枝、葉と葉(あるいは芽と芽)の間隔は狭くなります。逆に条件の悪いところで育てられたものは、節間が広く、間延びしたものになります。

 

⑥ 根の形がよい。

 

 販売されているときは、ビニールやワラで根巻きされていたり、鉢に入っていたりで細部までは判断できませんが、根巻きを解かなくても、全体の形は分かります。根全体に厚みがあり、形が整っているもの、部分的なへこみがないものを選びます。

 

⑦ 幹や枝に傷、穴がない。

 

 木を愛する業者は木を大切に扱います。枝葉が折れているような商品を販売する業者、生産者を信用することはできません。また、幹や枝に穴があるのは、害虫が侵入している可能性があります。

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