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ジンチョウゲの剪定

ジンチョウゲのよもやま話

 ジンチョウゲは香りのいい花木=香木として昔から人気があります。

 

 しかし、その一方、頭でっかちで倒れそうになっているものや、道路にはみ出しているものも見かけます。

 

 ジンチョウゲは移植が難しい木です。ジンチョウゲを掘れば分かりますが、根は鳥の足のような形で、細い根がほとんど生えていません。

 

 脆弱な根は移植に向きませんので、日ごろからまめに剪定して、小さく抑える必要があります。

 

放っておくと

 低木ですので、せいぜい背丈程度までしか成長しません。また、寿命は短いようで老木を見かけることがありません。

 

 四方から日が当たるような、大きな広場で育てていれば別ですが、一般家庭の庭では、放置すると日の当たる上部ばかりが繁茂し、下枝が枯れこみ、頭でっかちになって倒れそうになります。

 

 実際に倒れた状態を放置しているお宅や、ビニール紐で倒れないように固定しているお宅さえ、見かけます。剪定の難しい木ではないので、剪定して頭を軽くしてあげましょう。

 

ジンチョウゲの剪定時期

 花の終わった4月上旬がベストシーズンです。他の花木も同様ですが、この時期に剪定すれば、翌年も花を楽しむことができます。

 

 春先にタイミングを逃した場合、9~10月ころにも剪定することはできます。

 

剪定のイメージ

 自然な樹形は、お椀を逆さまにしたような、まん丸です。従って剪定も丸くなるように行います。

 

ジンチョウゲの剪定方法

 花が終わった直後であれば、どこで切っても芽が出てくるので、素人向きの庭木です。刈り込みの練習だと思って挑戦してみましょう。

 

 刈り込みバサミで丸く刈るのが一般的です。

 

 あまり大きくしたくない場合、葉がなくなるような「棒状」に刈り込んでも大丈夫ですが、そこまでやる勇気がなければ、表面全体に葉がギリギリ残る程度まで刈り込みましょう。

 

 秋口は剪定の方法が異なります。秋に葉先を刈り込んでしまうと翌春に花を楽しむことができなくなります。

 

 この場合は、枝抜き剪定をします。お椀型を崩さない範囲で、割り箸程度の太さの枝を元から抜きます。枝の途中ではなく、分かれ目できれいに切り取りましょう。

  

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