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シャリンバイの剪定

シャリンバイのよもやま話

 

 5月頃に可憐な白い花をつけるシャリンバイですが、その性質は大変に丈夫で、工場や道路沿いのように多少、空気の悪いところでも生垣として活用されるなど、使い勝手の良い樹木です。また、元来、海岸地に自生するもので、潮風にも強いという特徴があります。

 

 タチシャリンバイ、マルバシャリンバイ、ホソバシャリンバイ〈沖縄のみ)、ヒメシャリンバイといった種類がありますが、一般的に用いられているのは、タチシャリンバイとマルバシャリンバイです。

シャリンバイ 画像

放っておくと

 タチシャリンバイは3m~5m程度の小高木になります。

 マルバシャリンバイはせいぜい2m弱です。はっきりとした主幹があって、上へ上へと伸びたがっているのが、タチシャリンバイです。一方、マルバシャリンバイは、刈り込みものツツジのように、主たる幹がなく枝が分岐して横へ広がって育ちます。

 「マルバシャリンバイは自然に形が整うので、剪定の必要がない」と説く専門書もありますが、私の実感では、木が若いうちは成長が早く、枝葉が邪魔になりがちなので、刈り込みをした方がよいと思います。

   

シャリンバイの剪定時期

 新芽(新梢)が固まった6~7月ころがベストです。

 

剪定のイメージ

 タチシャリンバイは左図、マルバシャリンバイは右図のようなイメージです。ごく一般的な形ですね。

シャリンバイの剪定方法

 刈り込みバサミで刈るのが一般的です。

 生垣にも使われていることから明らかなように、シャリンバイは、時期を大きく間違えなければ、どこで切っても大丈夫です。

 名前の由来になっているように、枝が車輪=スポーク状に分岐していますので、この分岐点で切れば表面は綺麗に仕上がります。あまりに浅く刈り込むと、車輪状に「棒」が並んだ状態になって見苦しくなります。

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