2016年

1月

04日

キンモクセイの実!?

正月から公園へ出かけて樹木を観察していたのですが、駐車場に、こんな実があるのを発見しました。

キンモクセイの実なのか 

形状や季節から考えて、「金木犀の間にネズミモチが入り込んでいるのだろう」と思いましたが、よくよく観察してみても、金木犀らしき木から直接生じています。

 

金木犀は雌雄異株で、日本には雄株しかないため、実を見ることがないとされています。「これは世紀の大発見か!なぜ、こんな駐車場に!」とにわかに興奮して、写真を何枚も撮りました。

 

しかし、よくよく観察してみると、葉の縁にギザギザ(鋸歯)が目立ちます。「金木犀ではなく、銀木犀かもしれない」とクールダウンしてきます。同じような葉っぱですが、金木犀の葉にはギザギザがほとんどありません。

 

そして更に冷静に考えると、同じ場所で過去にウスギモクセイの花を見かけたのを思い出しました。金木犀の花はオレンジ色ですが、ウスギモクセイの花はクリーム色で、明らかに異なります・・・・。

 

それでもめげずに、ウスギモクセイの実でも貴重なのかもしれないと自分に言い聞かせながら、手元にあった書物で調べてみると、まったく貴重ではないことが分かりました。

 

モクセイの仲間はしょっちゅう刈り込まれるので、これまで実を見る機会がありませんでした。金木犀ではありませんでしたが、お正月から縁起がよいと自分に言い聞かせて帰路につきました。

 

しかし金木犀についてですが、「原産地は中国で、日本には雄株しかやって来なかった(あるいは雌株が少ない)ため結実しない。」というような記載の書籍が多いのです。

 

そうした説明を読むたびに、私はどこか腑に落ちません。金木犀が日本に来たのは江戸時代とされています。江戸時代ならともかく、なぜそれ以降も雌株がやって来ないのでしょう?金木犀の雌株には何か害があるのでしょうか?・・・・不思議でなりません。

 

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コメント: 2
  • #1

    雅世 (土曜日, 21 5月 2016 10:35)

    私も先日皇居を歩きました。まったく知識がないので自然がすばらしい、気持ちがいいとしか感じられませんでした。このページに出会って、少し知識を身につけたいと感じています。というのも、家の庭にある枇杷の木を家人がひどく剪定してまるで苗木のようにしてしまいました。これから暑くなるこの季節何を思っているのか?と非常に腹立たしい気持ちになりましたが、これは一つのメッセージ。学びなさいと言われていると思うことにしました。裸同然になった木をどうして守ってあげられるのか、調べてみようと思います。これからもよろしくお願いいたします。

  • #2

    管理人 (土曜日, 21 5月 2016 16:18)

    雅世さんコメントありがとうございます。木のことをあまり知らなくても気持ちがいいと感じられるように手を入れるのが、上手な剪定というものかもしれませんね。ビワの木は葉が大きい上に、枝の出方が粗いので大雑把に手入れすると悲惨な感じが際立ちますね。御愁傷様です。ただし、丈夫な木なので、数年すれば復活するでしょう。それまでにビワの木の剪定ページも追加できれば幸いです。

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