2012年

11月

14日

サクラを切ると・・・

風水 ガーデニング 庭木 サクラ 桜

 家の近くに見事な桜の木がありました。高さは15mくらいのものです。

 

 5年ほど前に木の高さを半分するような剪定が行われました。周囲への日照,落ち葉のわずらわしさ,根によるアスファルトやコンクリートの破損等を考慮しての苦渋の決断だったのでしょう。

 

 けっこうおもいっきり切った割には,傷口を保護するわけでもなく,大丈夫か?と思っていましたが,やはりダメでした。数年かけて,どんどん枯れてきています。

 

 「桜切るばか,梅切らぬばか。」は,プロじゃなくても耳にすることの多い言葉です。植木屋さんの間で,梅は「裸で登れるくらい切れ。」と言われます。

 

 ウメは風通しがよくなるように枝を透かすと,花実がつきやすく,カイガラムシ等の被害にも遭いにくくなります。また,梅は切った後の傷口の回復も比較的早いようです。

 

 一方,桜は傷口が塞ぎにくく,特に夏場は傷口から菌が入り,木が枯れやすくなります。私は細かな枝を切るときでも,植木バサミを火であぶって殺菌してから剪定していました。

 

 桜は大きくなる木だということは,だれもが知っていると思います。それでも記念樹だとか,お花見がしたいとかで,一般家庭に植えられることが多いのも確かです。また,その一方では,家の近くに植えると縁起が悪いとか,桜の木の下には死体が・・・とか,負のイメージも併せ持っているという不思議な存在です。 

 

 「桜切るバカ」とは言いますが,人間と共存するためには切るしかありません。むしろ私は,徒長枝(他と比べて極端に元気よく伸びている枝)や,他の枝にからみそうな枝,根元から生えている細い枝(通称「ひこばえ」,「やご」)や,幹から直に生えている芽(「胴吹き」)は,どんどん切っています。

 

 写真のような無残な姿にしないためには,日ごろからマメに剪定するのが一番です。

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