植木職人用語事典 ラ行・ワ行

ランマ

 地面を突き固めるための機械

 

緑化テープ

 植木を移植する際、幹や根をグルグル巻きにする包帯のようなもの。移植は木にとって生命の危機である。特に水分の蒸散は致命的であるため、ジュートを素材としたこの緑化テープを使って、少しでも水分の蒸散を防ぐのである。「緑化」するためのテープ?と真剣に考えると意味が分からなくなる。

 

ロップ

 ロープのこと。「南京縛り」など活躍の場は多い。

 

矮性(わいせい)

 大きくなる木は、とかく嫌われやすい。そこで通常よりも小型に育つ品種のニーズが高まる。「矮性」とは、品種改良や突然変異あるいは矮化栽培によって作られた小型の植木で、キンモクセイ、マサキを始め多くの樹種で見られる。「わいせい」と口で言われると、「Y性?」「Y星?」と何のことやら分からない。「矮」は「背が低い」という意味の漢字である。なお、矮化栽培とは、矮化剤!を使用して小型に育てることである。

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