植木職人用語事典 ヤ行

やご

 「ひこばえ」に同じ。「やご」の方が一般的。「ひこばえ」の項を参照。

 

ユニック

 小型移動式クレーンのこと。そのメーカー名が俗称になっている。シャープペンやサランラップに同じ。技能講習を修了すれば操作できるが、実際に現場で操作を任されるのはベテランであり、資格を持っていても新人にはその機会が少ない。手元として信用を積み重ねることを必要。

 ちなみにユニックが普及する前は、三叉とチェーンブロックという道具で石や樹木を、手で移動していた。現代でも路地裏や北庭など、車が入らないところでは、チェーンブロックを使うこともある。

 

ユンボ

 小型車両系建設機械のこと。植え穴を掘ったり、土砂を移動したりする場合に用いる。ユニック同様、特定の品名が俗称となっている。技能講習あるいは特別教育を修了すれば操作できるが、これまた新人が操作することは少ない。

 現場はベテランがユンボで土を移動し、新米が土を更に奥まで搬入するという光景が見られる。また、ユンボで穴を掘っている横で、新人がさしたる意味もなくスコップで穴を掘ることもある。

「どうせユンボでやるんだから」として突っ立ていれば怒声を浴びせられるため、一生懸命に身体を動かすという演技が大切なのである。

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