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おすすめの開店記念樹

 開業あるいは開店を記念して植える木です。

 

 簡単に枯れない生命力があること、縁起がいい(特に金運アップ)ことはもちろんですが、お店などの存在をアピールできるよう、シンボルツリーの選択には工夫が必要です。

 

 ここでは、「記念樹(財団法人 経済調査会 発行)」の中から、筆者の独断で10種類を紹介します。

 

ヒノキ 「クリプシー」

ヒノキ科 常緑高木 最大7~8m程度

 トップは控えめな「クリプシー」です。

 ヒノキの一品種ですが、ようするにコニファーです。コニファー類は種類が多いので、何を植えたらよいか迷いがちですが、特にこだわりがないなら、このクリプシーがお勧めです。

 

 本種は日本のヒノキを元にしてイギリスで改良された品種です。

 ヒノキですから日本の環境に適応しやすく、病害虫にも比較的強いです。また、成長も遅いため剪定の手間もかかりません。

 

 将来的には大きくなりますので、適当な高さで「芯止め」(幹を途中で切断すること)した方が良いでしょう。

 

 

イレックス「サニーフォスター」

モチノキ科 常緑高木 最大4m程度

 セイヨウヒイラギ(ホーリー)の園芸品種で、葉は芽出しから冬まで一年を通して鮮やかな黄金色です。けっこうな存在感がありますし、金運アップや魔除けにも使えそうです。

 

 場所によっては剪定して丸や四角にしたり、目隠し用の生垣にしたりと多様に使えるのもメリットです。モチノキの仲間なので、刈り込みにもよく耐えますが、日陰に植栽すると葉の色がいま一つパッとしないので注意が必要です。

 

 また、トゲトゲの葉は防犯対策にはうってつけですが、お客さんの出入りが多い通路際には使用を控えたほうがいいかもしれません。

 

 

スモークツリー 「ルブリフォリウス」

ウルシ科 落葉高木 最大3m程度

 スモークツリーと言えば、白花をイメージしますが、こちらはその園芸品種です。白花と比べれば「スモーク」らしさはありませんが、あまり見かけない種類なので、話題作りになるでしょう。また、初夏までは赤紫色をした葉も、独特な存在感を主張します。

 

 雌雄異株(オスの木とメスの木がある)です。購入の際は観賞価値の高い、雌木を選ぶようにしましょう。

 

 

マンサク「アーノルド・プロミス」

マンサク科 落葉高木 最大4~5m程度

 春一番に「まず咲く=マンサク」として、花の少ない時期に周りを明るくしてくれるマンサクですが、このアーノルド・プロミスは、在来種よりも花付きがよく、香りもよいという優れものです。

 

 私はマンサクの花を見ると、なぜか「モンブラン」を思い浮かべます。ケーキ屋さんの店先にいかがですか。

 

 

ベニバナトキワマンサク

マンサク科 常緑低木 最大3m程度

 マンサク続きですが、このトキワマンサクは近年、相当な数が植栽されるようになりました。みなさんも必ずどこかで見ているはずです。

 

 単独で植えるのもいいですが、多くの場合、生垣として活用されています。記念樹の条件である「樹齢が長い」ことも人気の秘訣です。

 

オウゴンモチ

モチノキ科 常緑高木 最大5m程度

 昔ながらの庭木の主役であるモチノキの園芸品種です。

 

 モチノキは古いお屋敷に植栽されていることが多く、どちらかと言えば暗いイメージ(=重厚な)ですが、その園芸品種であるオウゴンモチは、写真のように明るい雰囲気を持っています。

 

 丈夫で刈り込みがしやすいこと、従来のモチノキよりは成長が遅いこともメリットです。

 

オカメ桜

バラ科 落葉高木 最大5m程度

 カンヒザクラとマメザクラを交配して生み出された人気の桜です。

 日本人はサクラが好きなので、ついつい植えたくなるのですが、多くのサクラは場所をとります。

 

 このオカメザクラに人気があるのは、狭いところにも植えられるサクラだからです。お店や会社のシンボルツリーとして植えれば、春には人気スポットになるかもしれません。

 

トウネズミモチ「トリカラー」

モクセイ科 常緑高木 最大3~5m程度

 初めてこの品種を知ったとき、「ネズミモチ」なのにオシャレだなんて妙だなと思いました。ネズミモチは「元気」と「安さ」だけがとりえだと思っていたからです。

 

 この「トリカラー(三色という意味)」は、名前のとおり、季節を経るに従って、黄色、緑、赤の三色が、葉に絶妙な色合いを織り出していきます。そして従来のネズミモチ同様、元気に成長します。

 

斑入りケヤキ

ニレ科 落葉高木 最大6m程度

 個人的は、開業、開店といえばケヤキが真っ先に思い浮かびます。大き過ぎて一般家庭に植栽するのは、まったくお勧めしませんが、樹齢が長く、圧倒的な存在感は、事業の発展を象徴するものとして、うってつけです。

 

 この斑入りケヤキは、一般のケヤキに比べて大きくなりにくいこと、写真のように葉に「斑」が入り、ピンク、白、緑のトリカラーを楽しめるのが大きな特徴です。

 

 

ビバーナム「ダビディー」

スイカズラ科 常緑低木 最大1m程度

 最後に低木を一つだけ。

 白い花とブルーの実が特徴のダビディーです。これは半日陰でも育つこと、放任していても邪魔にならないことがメリットです。実を観賞するには雌雄両方を植栽する必要があります。

 

 上に紹介した庭木の下草として用いるのもいいかもしれません。 

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