2013年

10月

19日

植木ばさみについて

剪定シーズン真っ只中ですが、使用頻度が上がるにつれ、ハサミの調子が不快になってきたため新調しました。調子が悪いと気分が乗りません。新調したといっても、以前とまったく同じハサミです。

植木ばさみ

 分かりやすく、「植木バサミ」としましたが、職人の間では「木バサミ」と呼ぶのが一般的な、写真のようなものです。

 植木屋さんが使用するハサミには、この木バサミのほか、刈り込みバサミ、剪定バサミなどがあり、「植木バサミ」では、これらのうちどれを言っているか分かりません。
 買い換えた「木バサミ」は、手入れをしながら長年使っていたのですが限界を感じました。

植え木バサミ

 言うまでもなく、写真上が新品、下が古いものです。

 鋼の色以外に、両者に大きな違いがありますが、お分かりでしょうか。先端が開いているか、閉じているかです。もちろん、両者とも手元は完全に閉じた状態での比較です。

 長年使い込むと、ハサミの「合わせ(二枚の刃の交差部分)」が磨耗して緩んできます。ある程度まではボルトを調整することで対応できますが、それにも限界があります。

 このような状態になると、細い葉を一度でキレイに切ることができなくなりますし、切り口が雑になるので植物にも優しくありません。

 ちなみに私は、長く伸びた芝生をサックリと切れるかどうかで、ハサミの寿命を図っています。

植木バサミの手入れ

 新旧それぞれをケースに入れて、引継ぎの記念撮影です。とても同じ商品には見えません。ケースもほぼ同等品です。長年、使っていると、いい感じに馴染んできますが、あちこちに穴があいて刃先がひっかかり、作業効率が下がります。

 木バサミの普段の手入れですが、たいていは使用後に水分や樹液をタオルで拭き取って、刃と合わせのボルト部分に油(ミシン油、CRCなど)を塗布するだけです。

 そして切れ味が悪くなってきたら、ハンディタイプの砥石で刃先を研ぎます。なれないうちは、研ぐことでかえって切れ味が悪くなるという実も蓋もない話になりがちですが、慣れれば素人でもできます。

 木バサミは、安価なもので1,000円台ですが、そうしたものは分解して細かなところまで研ぐことができないので、安くても3,000円程度のものがおすすめです。

 私が使用しているのは「岡恒」という会社のものです。「A型」と「D型」という似たような形で二種類ありますが、手を入れる部分の大きさが異なります。男性ならA型、女性ならD型がいいです。

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