観葉植物たち③モンステラ編

画像 風水 モンステラ ガーデニング

 数年前から急激にモンステラを見かけるようになりました。本物ばかりでなく、モンステラの葉をアクリル板等で挟みこんだもの、モンステラをモチーフにしたグッズも非常に豊富です。

 

 ニトリあたりでも布団カバーや枕カバーなどモンステラ柄の寝具を見掛けます。開店祝いや新築祝いにモンステラの鉢を贈られることも多いようです。

 

 なぜこんなにブームになったのかと思ったら、風水のユミリー先生がテレビで「南に飾ると金運アップ」とおっしゃったからだとか。金運アップとなれば人気も上がるでしょう。 

 

 私はあまりモンステラに興味がなかったのですが、ある時、知り合いから大きな鉢に植えられたモンステラを貰ってしまいました。大きすぎて引越しに邪魔という理由からです。

 

 貰ったのはいいけど、大き過ぎるモンステラは置き場所に困ります。リビングに置けばお洒落かもしれません。風水では「葉が大きいほど、邪気を払ってくれる」といいます。しかし実生活には不便です。

 

 今までいろいろと場所を移動して育てた結果、以下のことが分かりました。

 

①邪魔な葉を根元から切っても、どんどん新しい葉が出てくる。しかし、調子に乗って切っていると、モンステラの特徴である「切れ込みのある葉」や「穴のあいた葉」は発生しにくい。(新葉はポトスに似たもので、何の変哲もない。切れ込みが出てくるのは古葉)

 

②邪魔だと思って、陽が当たらないところに移動すると、葉茎が弱弱しくなり、間延びして形が乱れる。

 

③株が大きいほど(=葉がたくさん出ているほど)、モンステラ的な葉が増えやすい。

 

④茎から「気根」のようなものが次々に発生して垂れ下がる。エキゾチックといえばエキゾチックだが、若干気持ち悪い。

 

⑤水はほとんどやらない方がよい。「夏は土が乾いたら、冬は思い出したときに。」が私の基本。

 

⑥夏の高温には強いが、冬の寒さには弱い。あまりに寒いと葉が黄色くなる。結局、置き場所は、明るい窓辺がよいが、季節によって微妙に引越しするのがベター。

 

 以上です。結局、二階の窓辺に置いています。南側なのでたまたま「金運アップ」に効果ありか。しかし、剪定を繰り返したからか、写真のとおり葉の切れ込みは少ないです。

 

 皆さんは、初めて「モンステラって」聞いたとき、モンスターをイメージしませんでしたか?やはりラテン語で「怪物」という意味だそうです。縁起が悪いのではと言いたくなりますが、一方、ハワイ語では「水が湧き出る」という意味だそうで、こちらは縁起が良さそうです。ちなみに花言葉は 「うれしい便り」、「壮大な計画」、「深い関係」で、この辺りも金運に関係がありそうです。

 

 育てていると一番気になるのは、やはり葉のホコリです。ウェットティッシュなどで取り除いたり、夏場に屋外でシャワーをかければよいのですが、掃除が面倒な方は、葉の小さい「ヒメモンステラ」の方がよろしいかもしれません。

 

 モンステラは葉が大きいので、切った葉茎を傘のようにして遊びたくなるのですが、葉茎から出てくる汁には毒があるので、イヌやネコを飼っている方は注意する必要があります。

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