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雑木の庭

雑木の庭

 「雑木の庭」という言葉をよく聞くようになりました。

 本来は、スギやマツのように建築用材として使用される樹種に対して、材が役に立たない樹種を「雑木(ざつぼく)」と呼んでいましたが、いつからかイメージが好転し、柔らかく、自然な木とでもいうような意味合いで使われるようになりました。

 

 背景には、「ビオトープ」、「スローライフ」、「エコロジー」、「自然との共生」、「里山再生」、といったキーワードが喧伝されるようになったこともあると思われます。

 

 これらの概念を具現化したものとして、「雑木の庭」が注目されるのは、時代の流れかもしれません。 

 

 また、難しく考えなくても、伝統的な庭木の形態が古臭いとか、陰鬱に感じる世代が増え、気軽に、夏の緑陰や冬の陽だまりを楽しみたいということかもしれません。

 

 このページでは「雑木の庭」として紹介されている庭にによく使われている庭木を俯瞰して、雑木とは何かを考えたいと思います。

落葉樹

雑木の庭といえば落葉樹です。

毎年更新される新緑の美しさは格別です。葉を落とす冬期は寂しくなりますので、自然な枝ぶりのもの、幹肌が美しいものを選ぶと良いでしょう。

 

よく使われている落葉樹は・・・

 

アオダモ、アオハダ、アカシデ、アズキナシ、アブラチャン、イタヤカエデ、イヌシデ、ウメモドキ、エゴノキ、カツラ、クヌギ、クロモジ、ケヤキ、コナラ、シャラ、ジューンベリー、ダンコウバイ、ドウダンツツジ、トサミズキ、ナツハゼ、ナナカマド、ネムノキ、ハウチワカエデ、ハクウンボク、ヒメシャラ、マユミ、マンサク、ミツバツツジ、モミジ、ヤマボウシ、ロウバイ

アオダモ

涼やかな葉の様子や白い花が人気のアオダモはモクセイ科トネリコ属の落葉樹です。日本全国に広く自生し、バットやラケットの材料としても利用されています。

アオダモは大木になりますが、成長は緩やかです。日差しの弱いところでは樹勢が衰えますので、植える場所には配慮が必要です。幹に白い斑点のような模様がでることがありますが、地衣類(藻・菌類)の影響によるもので、この模様の是非は趣味の分かれるところです。

アオハダ

アオダモとアオハダ・・・名前は似てますがこちらはモチノキ科です。樹皮を一皮むけば緑色の肌が見えるのが名前の由来です。やはり涼しげな葉が人気でシンボルツリーとしている御家庭も多いようです。メスの木には赤い実がなるようですが、残念ながら私はまだ見掛けたことがありません。一般に流通しているのはほとんどがオスの木です。

アカシデ

ソロとかソロノキという別名の方が有名かもしれません。ほぼ全国どこでも、そこらへんの雑木林に生えていて、椎茸のホダ木として使われています。赤い新芽、紅葉が美しいですが花も特徴的で、穂が髭のようにぶら下がります。

アズキナシ

アブラチャン

クヌギ

雑木と言えば、まずこのクヌギです。

北海道を除く日本全国に自生し、コナラとともに里山の風景を作っています。カブトムシやクワガタが集まる木、またはシイタケの原木としても有名で、大きなドングリもなります。

成長が早く、自然環境では15m~20mになります。庭木として用いる場合、他の木と混ぜればある程度は成長を抑制できますが、それでも相応なスペースが必要となります。

移植が難しく、販売されているものの多くは苗木ですが、他の庭木と比べて格段に安く入手できるのは魅力かもしれません。

コナラ

雑木の代表選手「コナラ」です。

北海道から九州まで幅広く分布し、雑木林にはもっとも多く見られる木です。森の動物たちの食糧となるドングリを供給したり、カブトムシや蝶に樹液を与えたりと、生態系において重要な役割を占め、雑木の庭にも欠かせません。

株立ちの自然樹形が美しく、刈り込みは行いません。高さ15m程度になりますので、広い場所に植栽しm庭の主木として使えば、この木の良さをいかすことができます。新緑、紅葉も美しいですが、落葉期でも美しい幹肌を楽しめるため、一年中飽きの来ない木です。

土壌への適応力が高く植え場所を選びませんが、成長は早く、移植は困難ですので、植える前に熟慮しましょう。

カツラ

新緑、紅葉のいずれも美しいカツラは庭木としても人気ですが、葉の形が独特のハート型であるため、雑木の中に混ぜて植えると、違和感が生じます。他の雑木から離したシンボルツリー的な扱いにすれば、その魅力が生きるでしょう。

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